キリスト教・イスラーム教・仏教を世界三大宗教といい、世界の人口の62%がいずれかの信者である。
宗教は神の存在の有無(無神教・有神教)や特定の開祖、教義、聖典の有無、信者の分布範囲(民族宗教・世界宗教)などの違いがみられる。なお、イスラーム教徒キリスト教はいずれもユダヤ教を母体とする宗教である。日本では特定の宗教を意識していない人も多いが、他国の宗教・信仰に関心を持ち、敬意を払うことがグローバル化の進む現代社会では必要なことの一つである。
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1.キリスト教
① ユダヤ教の成立
「創世記」によれば、神が世界を創造し、その後アダムやイヴを作った。
→ シナイ山で神から(5 )を授かる = 律法(神との契約)の原点
② キリスト教の成立
1cのパレスチナでイエスが創始
ユダヤ教の戒律主義を批判し、神の絶対愛と隣人愛の実線を説く
イエスがイェルサレムで刑死後、彼を神の子(10 )とする信仰が成立
③ キリスト教の分派
2.仏教
① 仏教の成立
現世は苦であり、八正道の実践による涅槃(解脱)を説く
※ (16 )の思想 … 現世の業(カルマ = 行為)によって来世が決定
② 大乗仏教の成立
紀元前後、インド北西部を中心に大衆の救済を図る(18 )が成立
仏像とともに、中国・朝鮮・日本に伝播 → 北伝仏教とも呼ばれる仏像とともに、中国・朝鮮・日本に伝播 → 北伝仏教とも呼ばれる
③ ヒンドゥー教の成立
古代インドのバラモン教に諸宗教・信仰が融合して成立
特定の教義・教典はないが、(19 )=舞踏・破壊の神など3大神が人気
現在のインドの人々の約8割が信仰
牛を神聖視する、ガンジス川で沐浴を行うなどの風習を持つ
3.イスラーム教
① 成立
7cのアラビア半島でアラブ人が創始
ユダヤ教徒やキリスト教徒を「啓典の民」とみなす → 納税により信仰を保証
豚を食すこと、飲酒、利子を取ることを禁止
歴代のカリフを指導者として認める多数派(約9割)
アリーとその子孫の身を指導者と認める少数派(約1割)
本来の信仰の在り方に立ち返ろうとする立場
上のボタンから授業で使ったプリントのPDFをダウンロードできます。
コロナ下のカーバ神殿。見られなかったクラスがあるので、貼り付けました。
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