3-2 交通2

【鉄道交通】

長所:大量の旅客・貨物を輸送できる。輸送量は比較的安い。渋滞等がない(定時運行)。

短所:建設時に多額の設備投資が必要。地形の制約がある。駅から駅までの輸送。

19c~20c半までは「鉄道の時代」

20c半~(1      )の進展 → 輸送の主役は自動車に変化

現代 鉄道輸送は再び見直されている。

世界の高速鉄道

日本 (2      ) = 1964年に東海道新幹線(東京~新大阪)が開通。当時は世界最速。

ドイツ (3      )、フランス(4      )、スペイン  AVE、イギリス  HST、韓国  KTX、台湾  THSR等

国際列車  ロンドン(イギリス)~パリ(フランス)・ブリュッセル(ベルギー)の(5      )

大陸横断鉄道

アメリカのユニオンパシフィック鉄道、ロシアのシベリア鉄道やバム鉄道

タンザン鉄道とベンゲラ鉄道 … (6      )で産出した銅鉱を輸送

まず、銅鉱といえば「チリ」これは基本です。覚えましょう。

そのうえで、アフリカにはカッパーベルトと呼ばれる地域があります。コンゴ民主共和国からザンビアにかけての地域です。ここは良質の銅鉱を産出するだけでなく、コバルトも産出します。コバルトはレアメタルの一種でコンゴ民主共和国が産出高世界第一位です。

ここにつくられた鉄道がタンザン鉄道(ザンビアの銅鉱をタンザニアに輸送)とベンゲラ鉄道(ザンビアの鉄道をアンゴラに輸送)です。2019年には中国の支援で二つの鉄道がつながり、大陸横断鉄道になりました。

中国が世界各地で存在感を増していますが、ここでも出てきますね。

路面電車の見直し 

(7      )が注目されている

Light Rail Transit … 電気で動く1~数両程度の交通手段。専用軌道(道路に敷設してもよい)を通る。

建設費も少なく、手軽に利用できるもの。近年は低床化も進んでいる。

新交通システム … モノレールなど。軌道を使わないものや、ゴムのタイヤで走るもの。ゆりかもめもこれにあたる。

自動車交通と鉄道交通の連携 = (8      )

駅まで自動車で移動。その後、電車に乗って移動。

→ 地方などではバスの便が悪い。都市部に車が乗り入れないことで渋滞や環境問題への対策となる。

【自動車輸送】

ベンツ … 世界で初めて内燃機関(= ガソリンエンジン)をつかった自動車を開発

フォード … 分業と流れ作業による自動車の大量生産、T型フォードの普及

その後(1      )の進展、輸送に大きな影響を与える

  • 戸口間輸送(Door To Door)が可能 → 宅配便の普及、郊外に工場や物流倉庫がつくられる

But

20世紀後半 2度にわたる(9      )で石油の価格上昇

排気ガスによる大気汚染の深刻化

→ 鉄道輸送が見直される

世界各国で2030年代に新規のガソリン自動車の販売が禁止される予定

  • HV = (10      )… ガソリンと電気で走る
  • EV = (11      )… 電気のみで走る
  • PHV = (12      )… 電気のみでも走ることができるHV車
  • FCV = (13      )… 水素で発電して走る

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