3-14 都市の立地

地理3

【都市の立地】

村落は人が住みやすい自然条件で十分だが、都市になると大規模になるので社会条件が必要になる。

<物資の交易点、主要交通路沿い、重要な道路の交わるところ>

例)現在の東京における副都心の立地

  

また、農業・漁業だけでなく、政治・経済(金融等)・文化の中心としての役割も担うようになっていく。

村落よりも都市のほうが様々な形態がある。

谷口 … 山地と平野の物資を交換する場所。(1      )が発達

            ※ 関東平野の谷口集落の発展が有名(要点ノートp113、教科書p181)

湖畔 … (2    )-ミシガン湖、(3    )-レマン湖

峠のふもと … トリノ - モンスニ峠、ペシャワール - (4      )、小田原・三島 - (5      )

<海上>

運河 … ポートサイド・スエズ(7      )、コロン・バルボア(8      )

<河川>

河口 … (9      )- ハドソン川、上海 - 長江、ニューオリンズ - ミシシッピ川

渡津 … 街道と河川の接点に宿場町などの都市が発達。河川の両岸で対向集落(双子都市)を形成
(10      )とセントポール - ミシシッピ川、(11      )- ドナウ川
(12      )と金谷 - 大井川

合流点 … (13      ) - ミシシッピ川とミズーリ川、ベオグラード - ドナウ川とサバ川、(14      ) - 長江とハン川

潮汐限界点 … 満水時に海水が河川に流入する限界地点
(15      )- テムズ川、(16      )- エルベ川

【都市発達の歴史】

古代

周囲に城壁を備えた(17      )都市 = 国の防衛の拠点、特に核心部を守るための都市
バビロン、長安など

ギリシアには都市国家(18      )が成立。アテネ、スパルタなど

地中海沿岸の植民市(19      )=現:チュニジア、ナポリ

ローマ帝国辺境の要塞都市。パリ、ロンドン、ウィーンなど

中世

商業都市や自治都市が発達
ドイツには(20    )都市が発達 … (21    )が盟主、ハンブルクやブレーメンなど

近世

各国の中央集権化が進み、(22      )が発達

現代

産業革命後、工業都市が発達、人口が集中しメトロポリスを形成

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都市の立地

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古代都市や中世ヨーロッパの都市にみられた,外敵を防御するため,石・土・レンガなどを積み上げた防御用の城壁を市域の外周にめぐらした都市を何というか。

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堺・長崎などのように,中世の交通・商業の発達に伴い,港を中心に成立・発展した都市を何というか。

3 / 9

街村形態をなし,その中心に本陣・脇本陣・旅籠屋・問屋などがおかれた,江戸時代に街道沿いの宿駅を中心に発達した町を何というか。

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今井(橿原市)・富田林などのように,浄土真宗(一向宗)の寺院を中心として発達し,濠・土塁などの防御施設の内側に信徒たちが集まってできた町を何というか。

5 / 9

伊勢・日光・琴平・大社などのように,広範な信仰圏をもつ神社の参道に並ぶ土産物店・飲食店・旅館などを中心に発達してできた町を何というか。

6 / 9

戦国時代末期から江戸時代初期に,領主(大名)の居城を中心に建設され,武家屋敷・商人町・職人町・寺町などを計画的に配置した都市を何というか。

7 / 9

成田・高野・長野などのように,広範な信仰圏をもつ寺院の参道に並ぶ土産物店・飲食店・旅館などを中心に発達した町を何というか。

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中世において,北西ヨーロッパに位置するハンブルク・ブレーメン・リューベックなどの自由都市の間で結ばれた都市同盟を何というか。

9 / 9

中世の商業・交通の発達に伴い,交通の要地や異質の経済地域の結接点に開かれた定期市を中心に発達した商業都市を何というか。

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