2-1 地図とその利用

1学期 2年

1 地理的視野の拡大

(1) 地理的知識と地図

古代 地球(1      )説 → 地球(2      )説

古代ギリシアでは

(3      )が地球は(2      )であることを実証

(4      )が地球の大きさを測定

(5      )が経緯線を用いた世界図を作成

中世 (6      )… 古代ギリシアの知識が継承される、地球(2      )説

(7      )… 地球(1      )説 → (8      )の作成

※ 中世末期の十字軍やマルコ=ポーロの『世界の記述』により、ヨーロッパ人のアジアへの興味関心が増大

近世 ヨーロッパでは大航海時代

(9      )… アメリカ大陸漂着、カリブ海探検

(10       )… インドのカリカットに到着

(11       )… マゼラン海峡発見・太平洋横断

現代

(12       )… 北極点到達

(13       )… 南極点到達

(2) 主な日本地図

古代 仏教の伝来によるインド中心の世界観、日本最古の日本全図 = 『14       』

近世 海外交流が活発、ヨーロッパから地理書や地図が伝来 → 地理的視野の拡大

(15       )… 経緯線を用いた初めての日本全図『日本輿地露呈全図』

(16       )… 実測による近代的な日本全図『大日本沿海輿地全図』

現在 国土交通省の(17       
)が中心となって地図を作製

行基図
天動説(どらえもん)

行基図について回答する

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2-1 世界観の拡大

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紀元前700年頃の作と考えられ,現存する最古の世界地図とされる,粘土板の上に円と直線を組み合わせてティグリス川・ユーフラテス川やペルシア湾を描きだした地図を何というか。

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2世紀頃のギリシアの地理学者で,ヨーロッパ・北アフリカ・西アジア・インド・東南アジアを含めた当時のヨーロッパ人が知っていた世界の範囲を,単円錐図法に似た経緯線入りの世界地図に描いた人は誰か。

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紀元前2世紀頃のギリシアの地理学者で,アレキサンドリアとシエネの間で子午線の長さを測り,地球の円周を測定した人は誰か。

4 / 8

紀元前4世紀頃のギリシアの哲学者で,月食の際,月面にうつる地球の影が丸いことなどから,地球球体説をとなえた人は誰か。

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1800~16年にかけて,幕府の命を受けて全国の沿岸を測量し,わが国最初の実測図である『大日本沿海輿地全図』を作成した,江戸時代後期の測量家は誰か。

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科学的な世界観が否定された中世ヨーロッパで,キリスト教の聖地エルサレムを中心に,アジア・アフリカ・ヨーロッパを区分するT字型の水域と,円盤状の陸地を取り巻くオケアノス(大洋)を描いた地図を何というか。

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奈良時代に行基がつくったと伝えられ,米俵を積み重ねたような形で表現し,国の位置と主要街道を記した最古の日本全図を何というか。

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紀元前5世紀頃のギリシアの歴史家・地理学者で,地中海を中心に南ヨーロッパ・北アフリカ・西南アジアの範囲を円盤状に描き,その周辺にオケアノス(大洋)をめぐらせた世界地図をつくった人は誰か。