1.企業的穀物農業
産業革命により都市が発達。都市住民は農業を行わないため、大規模に農産物を生産する必要がでてきた。
農業機械の発達 → (1 )不足の解消、広大な土地を耕すことができる
【特色】
単一の作物を広大な高地で栽培し、効率よくもうける
メリット
・管理手段などの面で効率が良い
デメリット
・(7 )… 豊作の時に価格が下落、かえってもうからなくなってしまうこと
対策 … 多角経営化、トウモロコシや大豆などの栽培が増加(飼料となる、バイオマスの原料でもある)
【 主要地域 】
アメリカ合衆国 … 西経100° = 降水量500㎜のラインに沿って広がる
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カナダ … 平原州(アルバータ州・サスカチュワン州、マニトバ州)=カナダの穀倉地帯、プレーリーに属する
ブラジル … セラード地帯での大豆生産の増加
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オーストラリア … 北半球と季節が逆 = 北半球の端境期に出荷できる
アメリカ合衆国の穀物流通のしくみ
生産 → カントリーエレベーター(集荷) → 交通要地にあるリバーサイドエレベーター(販売)
→ シーポートエレベーター → 輸送
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カントリーエレベーターとは、巨大な倉庫のことです。リバーサイドエレベーター、シーポートエレベーターも同様。前半の単語でどこにあるのかがわかりますね。
日本では、その地域の農家が共同で使います。アメリカの場合、一つの農場を企業がつかっていたり、農家でも広大な農地を持っているので、カントリーエレベーターが農場ごとにあることもあります。
下の動画はアメリカにあるカントリーエレベーターです。ミシシッピ川河畔にあり、トウモロコシを貯めます。ここでためられたトウモロコシは日本に輸出されます。
穀物メジャー … 巨大穀物商社(自前の人工衛星・通信衛星を持つ = 天候による豊作不作や価格の情報を得る)、価格決定や農業政策に大きな影響を与える、アメリカは世界の穀物の40%を生産、うち80%を穀物メジャーが支配
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センターピボットとは、アメリカのグレートプレーンズにおける灌漑方法です。年降水量500mm未満の地域で行われます。ロッキー山脈の雪解け水が地下水となっているので、その地下水をくみ上げて灌漑を行います。
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