ケッペンの気候区分でD(亜寒帯気候・樹木気候)とE(寒帯気候・無樹木気候)の判別は?
→ 最暖月平均気温が10℃以上であるかどうか?
→ ということは、樹木の生育には最暖月平均気温が10℃以上であることが必要ということ。
農作物が発芽し、育成するには一定の自然条件(温度・降水など)が必要。
牧畜に必要な年降水量 … (3 )以上、農牧業に必要な年降水量 … (4 )以上
これをケッペンの気候区分と合わせて考える
BW … 目安として年降水量が250㎜未満 → 農牧業はできない
BS … 目安として年降水量が250~500㎜ → 牧畜はできる
E … 最暖月平均気温が10℃未満 → 農作物の生育はできない。
(5 )… 作物の生育期間中の平均気温の合計のこと。稲は2400℃以上、小麦は1900℃以上ないと生育できないなど、必要な数値が目安として存在する。
【自然条件】
① 気温
発芽には最低0~10℃、育成には最暖月平均気温が10℃以上必要
![](http://y-a.boy.jp/index/wp-content/uploads/2021/09/sekisan.png)
② 降水量
250㎜未満 → 農牧業はできない(灌漑すればその限りではない)
2000㎜以上 → 熱帯作物の栽培
標高によっても変化する
高度が増えると、気温が低下するので、農業も変化
![](http://y-a.boy.jp/index/wp-content/uploads/2021/09/nougyou.png)
山麓など低高度地域では熱帯性の作物が生産されるが、高度が高くなると、トウモロコシや小麦、そして果樹と変化していく。
高標高地域ではジャガイモや大麦の生産が行われ、耕作限界を超えると(11 )や(12 )の放牧がおこなわれるようになる。
土地が平坦か傾斜地であるかということも大切
平坦な土地
(13 )地 … 低くて湿度が高い土地 → 稲作が行われやすい
(14 )地 … 高くて乾燥している土地 → 畑作が行われやすい
傾斜地
雨などによって土壌浸食が起こりやすい
(16 )… 山の斜面などに階段状の水田を作る、アジアモンスーン地帯に多い
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