2-26 企業的農業 牧畜

地理2

新大陸の半乾燥地帯で発達した肉牛や羊の大規模な牧畜のこと

  • 広大な土地で大規模に行う
  • 自然の(1      )を利用する
  • 乾燥地帯(ステップ)を中心に行われている

→ 生産費はかからない。粗放的な農業。労働生産性は(2      )、土地生産性は(3      )

歴史的には新大陸で始まった

But 船で時間をかけて運ぶと肉は腐ってしまう

→ 19世紀後半、(4      )の発明により発達した。

  • 南半球で作った畜産物を北半球の大消費地に輸送できるようになった。

有刺鉄線 … もともとは、家畜が畑を踏み荒らさないようにするため。現在は広大な土地を牧草地にするため。

鉄道 … 内陸で作った畜産物を冷凍設備のある港まで運ぶ

【有名な場所】

アメリカ合衆国 … 適地適作であるため、乾燥地帯で牧畜を行っている。西経100°以東の(5      )のふもと。(6      )で飼育

アルゼンチン … (7      )、湿潤パンパでは畑作

オーストラリア … 降水量250㎜以上の地域(= 内陸部)

【集団的農業】

キーワード:農業の集団化

このキーワードを見たら(8      )の国のこと!

ソ連について

1917 ロシア革命 → ソビエト社会主義共和国連邦の成立 = 世界初の社会主義国

レーニンという人物が、「お金持ちと貧乏人」の差を考えた … 土地をどれだけ持っているかによって変わる(不公平)

そこで、社会主義国では「生産手段の私有を認めない」という原則を作る

コルホーズ(集団農場)とソフホーズ(国営農場)

両方とも、農業を集団化したもの。農民はここで共同の農地を耕し、毎月一定額の給料をもらう。

→ すべての農民が同じ金額をもらう(はず)

But 勤労意欲がなくなる。そして収穫高は少なくなる。

1980年代 ペレストロイカ(改革) by ゴルバチョフ

1993 ソビエト崩壊 → 集団化された農場はなくなる

その他の社会主義国 = 中国(人民公社)、東ヨーロッパ諸国など

これらの国はすべて20世紀のうちに社会主義ではなくなる。

ということは、21世紀の世の中で農業が集団化されているわけはない。また、資本主義国で農業が集団化されたこともない。これは、センター試験などで正誤判定するときに大切な知識。

例)2015 2-1

イタリアでは1970年以降小麦の生産量の減少傾向が続いているが、これは、農場の国有化を推進したものの、生産性が向上しなかったためである。

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企業的牧畜

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ブエノスアイレスを中心に広がる温帯草原の西部に広がる年平均降水量550mm以下の主として牧羊が盛んな地域を何というか。

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グレートプレーンズなどで放牧された肉牛をとうもろこし地帯に連れていき,そこでの濃厚飼料で肥育する飼育場を何というか。近年は西部の放牧地帯にも多く分布する。

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畜産物の販売を目的として行なわれる大規模な放牧による牧畜を何というか。

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