1-4 世界三大宗教

世界史

キリスト教・イスラーム教・仏教を世界三大宗教といい、世界の人口の62%がいずれかの信者である。

宗教は神の存在の有無(無神教・有神教)や特定の開祖、教義、聖典の有無、信者の分布範囲(民族宗教・世界宗教)などの違いがみられる。なお、イスラーム教徒キリスト教はいずれもユダヤ教を母体とする宗教である。日本では特定の宗教を意識していない人も多いが、他国の宗教・信仰に関心を持ち、敬意を払うことがグローバル化の進む現代社会では必要なことの一つである。

1.キリスト教

① ユダヤ教の成立

絶対神(1      )を信仰する一神教で、教典は(2      )

「創世記」によれば、神が世界を創造し、その後アダムやイヴを作った。

BC13c頃、(3      )… 預言者(4      )が指導

→ シナイ山で神から(5      )を授かる = 律法(神との契約)の原点

BU6c (6      )…(7      )の地から強制連行

→ 解放後、(8      )に神殿を建設。ユダヤ教が成立

最後の審判が行われる世界の終末に、(9      )の後輪を待望

② キリスト教の成立

1cのパレスチナでイエスが創始

ユダヤ教の戒律主義を批判し、神の絶対愛と隣人愛の実線を説く

イエスがイェルサレムで刑死後、彼を神の子(10      )とする信仰が成立

教典は『旧約聖書』と(11      )= イエスと使徒の言行録

③ キリスト教の分派

11c 西欧の(12      )と東方の(13      )に分裂

16c 宗教改革が起こり、(14      )諸宗派が成立

2.仏教

① 仏教の成立

BC5c、(15      )が創始、尊称:仏陀

現世は苦であり、八正道の実践による涅槃(解脱)を説く

※ (16      )の思想 … 現世の業(カルマ = 行為)によって来世が決定

② 大乗仏教の成立

従来の仏教は出家と修行による個人の救済を重視 =(17      )

紀元前後、インド北西部を中心に大衆の救済を図る(18      )が成立

仏像とともに、中国・朝鮮・日本に伝播 → 北伝仏教とも呼ばれる

仏像とともに、中国・朝鮮・日本に伝播 → 北伝仏教とも呼ばれる

③ ヒンドゥー教の成立

古代インドのバラモン教に諸宗教・信仰が融合して成立

特定の教義・教典はないが、(19      )=舞踏・破壊の神など3大神が人気

現在のインドの人々の約8割が信仰

牛を神聖視する、ガンジス川で沐浴を行うなどの風習を持つ

3.イスラーム教

① 成立

7cのアラビア半島でアラブ人が創始

メッカの商人(20      )が創始 = 「最後で最大の預言者」

唯一絶対神(21      )への絶対帰依、神の前の平等を説く

教典:(22      )=コーラン

ユダヤ教徒やキリスト教徒を「啓典の民」とみなす → 納税により信仰を保証

(23      )= 信者には六信五行の義務

豚を食すこと、飲酒、利子を取ることを禁止

三大聖地 = (24      )・メディナ・イェルサレム

(25      )= 聖戦 … 異教徒から信仰を守るための戦い

(26      )

歴代のカリフを指導者として認める多数派(約9割)

(27      )

アリーとその子孫の身を指導者と認める少数派(約1割)

本来の信仰の在り方に立ち返ろうとする立場

上のボタンから授業で使ったプリントのPDFをダウンロードできます。

コロナ下のカーバ神殿。見られなかったクラスがあるので、貼り付けました。

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