1-22 オリエントの統一

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アッシリア

初めてオリエントを統一

ティグリス川の上流の都市アッシュールの商人 = アッシリア人

BC2000頃から隊商貿易に従事 But BC19cに海の民の侵入を受けミタンニに服属

やがて自立しBC9c頃から鉄製武器で武装

BC8c (1      )… イスラエル王国を征服

BC8~7c センナケリブ … (2      )を首都とする、それまではドゥル・シャルキン

BC7c エサルハッドン … エジプト占領

< 全オリエントを初めて統一 > … 人類史上初めて複数の文明圏を支配する世界帝国となる

BC7c (3      ) … 最盛期、ニネヴェに図書館を建設 = 粘土板文書発見

  • 征服地を州に分け、総督を派遣して直接統治、駅伝制 = 中央集権化
  • 強制移住・大量虐殺など厳格な統治・重税 → 諸民族の反乱により滅亡

四国分立時代

この時代は再び分裂

(4      )… 都:サルディス、最古の鋳造貨幣

(5      )… 都:エクバタナ、ペルシアを占領

(6      )… 都:バビロン、カルデア人

ネブガドネザル2世 … シリア・パレスチナに進出、バビロン捕囚、イシュタル門、バベルの塔、空中庭園

(7      )… 末期王朝、都:サイス

アケメネス朝ペルシア

再びオリエントを統一

ペルシア人 … インド=ヨーロッパ語族、イラン高原南部に移住しBC7c後メディア王国建国

            その中でアケメネスを始祖とする一団はメディアに服属

キュロス2世

BC550 (8      )がメディアの政権を奪取、リディアと新バビロニアも征服

  • 新バビロニアを征服した際、バビロンにとらわれていたヘブライ人を解放(BC538)

< アケメネス朝ペルシアを建国 >

都:スサ … 行政の中心地 & ペルセポリス … 王宮の所在地、文化の中心

  • ペルセポリスからはペルセポリス碑文が出土、グローテフェントが研究し楔形文字解読のきっかけとなった。

カンビュセス2世

第2代(9      ) … 全オリエント統一

ダレイオス1世

第3代(10      ) … 領土最大
【西はトラキア=現:ブルガリア~エーゲ海沿岸~エジプト~インダス川流域】

※ 全国を20の州に分け、(11      )総督を派遣して統治 = 徴税・治安維持を行う

※ 王の目・王の耳と呼ばれる監察官がサトラップを監視、駅伝制を行う

→ 中央集権体制の構築、この後の国家が中央集権体制を作るときは、アケメネス朝の影響を受けている。 = 領土を細かく分け部下を派遣して統治、部下の監視、官僚を整備
→ それによって、ペルシア人は様々な地域・時代に官僚として活躍

※ 王の道(小アジアのサルデス ~ スサ) … 2400kmもの公道 = 111日 → 1週間

※ ベヒストゥーン碑文 … 王の道の沿道・イラン西部の磨崖に刻まれた、ローリンソンによる研究(バビロニア語・エラム語・ペルシア語、楔形文字)

※ 金貨・銀貨の発行 → フェニキア人・アラム人・ギリシア商人は西地中海~インドまで活動するようになる(アケメネス朝は彼らの交易を保護

※ ペルセポリス王宮の建設着手 But 完成前に死去、アレクサンドロスが破壊

   (王宮はスサ・バビロン・エクバタナにも建設)

※ BC5cにペルシア戦争を始めるも、成果が上がらないうちに死去

アケメネス朝の統治

※ 諸民族の自治を認めた寛大な諸民族政策を行う(ダレイオス1世に限らない)
 → 諸民族の法・習慣・宗教は義務を守る限り(軍役や納税)尊重される、言語文字も強制せず

※ 公用語はペルシア語、ペルシア語を表記するための楔形文字 = ペルシア文字で表記

            ただし、アラム語が広く使用されていた

※ この時代にイラン高原や中央アジアに地下水路(= カナート)がつくられる

※ ペルシア人の主要な宗教だった(12      )を保護 … 善神アフラ=マズダと悪神アーリマンの対立(善悪二元論)、火を神聖なものとする。
→ 拝火教ともよばれる、聖典はアベスター、最後の審判思想、中国名祆教

滅亡

BC5c前 ギリシア遠征=(13    )に失敗 → サトラップ反乱、エジプト離反

BC330 アレクサンドロスの遠征軍によって滅亡

            (ダレイオス3世はアルベラの戦いに敗れ、家臣に暗殺される)

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