1-20 古代エジプト

世界史

「エジプトはナイルの賜」 … (1      )の言葉

砂漠に囲まれた閉鎖的な地形 → 安定した王朝が出来る(古代エジプト王国はBC30から続く)

ノモスの形成 … 灌漑をおこなった集落 = 政治単位、エジプト人(ハム系)による

※ BC4000頃には上エジプトに22、下エジプトに20のノモスが成立

古王国

BC3500頃 上エジプト、下エジプトの成立

BC3000頃 メネス王によりエジプト統一、支配者は(2      )、都:メンフィス

※ 以後第3王朝から第6王朝を古王国時代という(BC27c~BC22c)

※ (2      )は太陽神(3      )の化身とされ、神権政治を行う

ピラミッドが作られる … ギザのピラミッドが有名、特に第3~4王朝で作られた(クフ王、カフラ王、メンカフラ王)

※ ギザはカイロの対岸、メンフィスはギザの上流

→ 天体観測、測地術、土木建設技術が発展していたことがわかる

LINK:NHKスペシャル シリーズ古代遺跡透視 ~ ピラミッド ~

中王国

第11~12王朝(BC21c~BC18c)

都:テーベ … メンフィスより上流、テーベの主神(4      )が信仰される → アメン=ラーとなる

BC17c (5      )の侵入、エジプトを支配(15・16王朝)= 暗黒時代

新王国

第18~20王朝(BC1567~BC1085)、都:メンフィス(一時テーベ)

ヒクソスを追放し独立を回復、シリア・パレスチナ方面にも進出、アメン=ラーが信仰される

【有名なファラオ】

(6      )… BC15c前、第18王朝、「エジプトのナポレオン」、シリアやヌビアに遠征

(7      )… BC14c、第18王朝

宗教改革、アトン一神教へ、テル=エル=アマルナに遷都、イクナートンと呼ばれる

※ アマルナの遺跡からBC14cの外交関係を記録した文書が発掘された(アマルナ文書)

(8      )… BC14c、第18王朝、宗教改革をもとへもどす、テル=エル=アマルナ破壊、墓は王家の谷

(9      )… BC13c、第19王朝、ヒッタイトと抗争(カデシュの戦い)、出エジプトの時の王、アブシンベル神殿建設、后はネフェルタリ

末期(21~31王朝)は海の民の侵入で衰退(アッシリアやペルシアなど外国勢力による支配)

※ 第25王朝はスーダンに成立したクシュ王国 

→ アッシリアに追われ上流部に移動しメロエ王国となる

古代エジプト文化

宗教

太陽神ラーを最高神とする多神教

→ 新王国時代にはテーベの主神と結びつきアメン=ラーとなる

霊魂不滅と死後の世界を信じる

→ 死後の世界はオシリス神が支配する世界、ミイラを作り死者の書(パピルスに記す)を副葬

→ 1922 ツタンカーメン王の王墓が有名

文字

神聖文字(ヒエログリフ)と民用文字(デモティック)

ヒエログリフ … 碑文・墓石・石棺に使用された象形文字

デモティック … 簡略化し、民衆が用いたパピルスに記録された文字

  • 1799 ナポレオンのエジプト遠征時にロゼッタ=ストーン発見(現:大英博物館蔵)

→ 1822 シャンポリオンが解読

実用的学問が発達

  • 灌漑農業 → 測地術 → 天文学・幾何学

暦は太陽暦が用いられる → ユリウス暦のもと

アメンホテプ4世の時代 = アマルナ時代、写実的なアマルナ芸術が興る

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