1‐23 古代ギリシア文明

世界史

自然

・陸は山がちで平地が少ない = 発展するのは沿岸部の狭い平地

・気候は夏は暑くて乾燥、冬は温暖(地中海性気候)

→ 穀物生産地はナイル川下流の(1    )と(2    )沿岸のみ、他は石灰質で農業に向かない

・沿岸部はオリーブ、ぶどうなどの果樹栽培と羊の牧畜 → 穀物は輸入に依存

地中海で活動する民族 = ギリシア人、イタリア人 (インド=ヨーロッパ語族)

→ メソポタミア・エジプト・フェニキアなどの文明・文化の影響 = オリエントの影響をうける エーゲ文明
エーゲ文明は青銅器文明であり、前期:クレタ文明と後期:ミケーネ文明に分かれる

① クレタ文明 (前期)

紀元前3000年紀はじめ、エーゲ海域にオリエントの影響を受けて青銅器文明が成立

中心地 クレタ島の(3    )、民族系統は不明、線文字Aの使用(未解読)

宮殿は城壁を持たない(= 開放的、平和的 )

壁画やつぼ絵は海洋動物模様が多い(= 海洋文明 )

BC2000頃南下してきたギリシア人の第一波アカイア人(イオニア人とアイオリア人)に滅ぼされる

② ミケーネ文明(後期)

紀元前2000年紀はじめ、北方から(4    )が本土に南下、その中のアカイア人が文明を築く

・BC16世紀、ギリシア本土に(5    )(6    )(7    )など小王国が建国される 

→ インド=ヨーロッパ語族、オリエント風専制国家を建設

→ 巨石でできた城塞王宮を建設(= 戦闘的 )

・BC15世紀(8    )王国が有力となり、クレタ島を征服

→ 小アジアにはトロヤ王国が栄えていたが、これも征服(= ギリシア戦争のトロイア戦争として伝わる)

線文字Bの使用(解読済)

→ 解読により社会の様子がわかる : 専制的な王が農民から農産物を貢納させる(= 貢納王政 )

暗黒時代

BC1200年頃 系統不明の( 海の民 )の侵入を受け、滅亡

暗黒時代 ・・・ BC1200ころから約400年間混乱が続く

・鉄器を武器とする民族(ドーリア人)の侵入、人口が減少、線文字Bも忘れ去られる

・ギリシア人の分化 ・・・ (9    )(10    )(11    )

※ 方言の分離により分化した

歴史的意義 ・・・ 青銅器文明であったエーゲ文明が消滅し、新たな鉄器文明であるギリシア文明に移行した

エーゲ文明の解明

(12    )・・・ ドイツ人実業家、1870年代にトロヤ遺跡やミケーネ遺跡(黄金のマスク)の発掘を行う

→ 『古代への情熱』、内容には近年疑問が呈されている

(13      )・・・ イギリス人考古学者、1900年代クノッソス遺跡を発掘

(14      )・・・ イギリスの建築家、1952年線文字B(ミケーネ文字)の解読に成功

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