発展途上国の都市
発展途上国では、国の人口が増加 → 都市の人口が急増
・ 出生率が非常に高い
→ 農村の人々は生活が苦しいので、都市を目指す
例)タイのバンコク(27%)、ペルーのリマ(40%)

しかし、発展途上国は都市が十分に発達していない。
従って、流入した人々が十分な仕事を探すことができない
公的な統計や記録に含まれないしごと


新興国の経済発展により中間層が成立
→ 渋滞、騒音、排気ガスなどの問題が起こる

先進国の都市問題
都市がどんどん発達する
→ 中心部は政治的・経済的・文化的に大きなものになる。
→ 郊外にニュータウンが作られる
→ 郊外に巨大なショッピングセンター(SC)が作られる
→ 中心部が老朽化し、人口減少、衰退が起こる
都市の再開発
以上の問題を解決するために
再開発が行われる → 都市の競争力を復活させるため
例)
東京では、都内に多くのタワーマンションが建設される
ロンドンでは、ドックランズ地区が再開発される
→ 都市機能を中心部に集中させ、自動車の利用を減らすなど


【外国の事例】
1. イギリス:ロンドン・(1 ●●● )
- 問題点: かつて世界最大の港だったが、コンテナ船の大型化に対応できなくなり港湾機能が移転。ドック(埠頭)や倉庫群が使われなくなり、大規模な(2 ●●● )問題が発生した。失業率も急激に悪化した。
- 再開発: 古い倉庫群をオフィスや商業施設、高級住宅に改造。超高層ビルが並ぶ「カナリー・ワーフ」は新たな金融センターとして生まれ変わった。新交通システム(DLR)も整備され、都心部からのアクセスが改善した。
2. アメリカ:ニューヨーク・SoHo(ソーホー)
- 問題点: もともと繊維産業などの古い工場や倉庫が立ち並ぶ(2 ●●● )だった。産業の衰退とともに建物が使われなくなり、地域全体が荒廃していた。
- 再開発: 家賃の安さと広い空間に注目したアーティストたちが、廃工場をアトリエ兼住居として使い始めた。これにより街がおしゃれな雰囲気になると、高級ブティックやレストランが進出。裕福な層が流入し、高級化する「(3 ●●● )」が起きた。(※一方で、家賃高騰で元の住民が立ち退かされる問題も発生)
3. ブラジル:リオデジャネイロ
- 問題点: 貧困層が山の斜面などに不法に住居を建てた「(4 ●●● )」(スラム街)が拡大。上下水道や電気などの基本的なインフラが未整備で、衛生状態が悪く、犯罪の温床にもなっていた。
- 再開発: スラムを一掃するのではなく、住民が住み続けられることを前提とした「スラム・アップグレーディング(環境改善)」が行われた。具体的には、上下水道の敷設、道路の舗装、電力の供給、公共施設(学校、診療所)の建設など、生活インフラの整備が中心となった。
【日本の事例】
1. 東京:汐留(シオサイト)
- 問題点: もともと国鉄(JR)の巨大な貨物駅(操車場)だった。物流の変化で役目を終え、都心の一等地に広大な未利用地がぽっかりと空いている状態((2 ●●● )問題の一種)だった。
- 再開発: 大規模な区画整理が行われ、「シオサイト」と呼ばれる新しい街が作られた。超高層のオフィスビルを中心に、ホテル、商業施設、高層マンションが計画的に配置された。新しい交通網(ゆりかもめ、大江戸線)も整備され、新たなビジネス・商業の中心地として再生した。
2. 横浜:みなとみらい21
- 問題点: かつて三菱重工の造船所や国鉄の操車場があった場所。この広大な敷地が、横浜の既存の都心(関内地区)と、もう一つの拠点(横浜駅周辺)とを地理的に分断していた。
- 再開発: 「分断された2つの都心を一体化させる」ことを目的に開発が開始。造船所(ドック)を保存活用したランドマークタワーや商業施設、国際会議場、美術館、高層マンション群などが建設された。ビジネス、商業、文化、居住が一体となった新しい都心部が形成された。
3. 東京:六本木ヒルズ
- 問題点: 建設前は、古い木造住宅が密集する地域(木密地域)だった。道が非常に狭く、火災や地震などの防災面で大きな課題を抱えていた。また、土地が細かく分かれており、有効活用されていなかった。
- 再開発: 「権利変換方式」を使い、地権者は元の土地の代わりに新ビルの床の権利を得た。細切れだった土地を一体化させ、低層の建物を超高層ビル「森タワー」に集約(垂直化)。これにより、地上に広大なオープンスペース(緑地や広場)を生み出し、防災性能と土地の価値を同時に高めることに成功した。

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