正解は②
下の図を見てください。まず、赤い三角のところに火山があります。これが連なっているところが新期造山帯です。有名なのはアルプス・ヒマラヤ火山帯(ヨーロッパ〜中東〜インド北部〜インドネシアの島々)と環太平洋火山帯(日本〜アリューシャン列島〜アラスカ〜北アメリカ大陸〜南アメリカ大陸〜ニュージーランドと太平洋を一周)です。この二つの火山帯はしっかりと覚えましょう。
そして、この火山帯の場所はほぼ沈み込み帯と同じ配置になります。つまり、ここは火山もあれば地震も起こるということです。したがって、新期造山帯の場所を覚えていればほぼ解凍することができる問題ということになります。
カはイタリア。ヴェスヴィオ火山など有名な火山もありますし、地震も非常に多い場所です。
キは中国のチベット〜スーチョワン盆地。南側にアルプス・ヒマラヤ火山帯があります。断層活動が盛んな衝突帯ですので地震は起こります。四川の大地震というのがありましたね。しかし、古期造山帯ですので、火山活動はありません。
クはアラスカからアリューシャン列島にかけてです。ここは環太平洋火山帯があり、なおかつ沈み込み帯でもあります。したがって、地震も火山もあります。
ケはブラジルですが、安定陸塊です。したがって火山も地震もありません。
ポイントはアルプス・ヒマラヤ火山帯と環太平洋火山帯を覚えておくことだと思います。
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