1. 断層と地震
(1 )… プレートが動くことでプレートの境界に歪みが生じる。歪みが大きくなると、やがて地殻が破壊される。このときに生じる岩石のズレを断層という。
断層の中で、現在も活動する可能性のあるものを活断層という。
・ 日本列島の周辺には4つのプレートがある。
・ 日本列島にはたくさんの活断層がある。
図を見て考えてみましょう。
【 プレート、プレートの境界、活断層の分布と地震の分布の関係は? 】
【 プレート、プレートの境界、活断層の分布と地震の大きさの関係は? 】
2. 地震の種類と津波
プレートの境界(= 海溝 )で起こる地震。プレートの境界は海の底にあるので、津波が起こることがある。地震の規模も大きいものが発生する可能性がある。2011年3月11日の東日本大震災がこれにあたる
地震、火山活動、山体崩壊などによって発生する巨大な波。あらゆるものを飲み込み、甚大な被害をもたらす。津波は大洋も渡ることができる。
例)東日本大震災の津波は南米ペルーでも観測された
津波は深いところで発生し、水深が浅くなるに従って波は大きくなる
また、リアス海岸では特に被害が大きくなる
プレートの内側で起こる地震。プレートの歪みがプレート内部の岩石を圧迫し発生する。このときに、活断層が圧迫されやすい。大規模なものにはなりにくいが、特に震源が浅い場合に局地的に大きな被害をもたらすことがある。1995年1月17日の阪神淡路大震災がこれにあたる
考えてみましょう
【 東日本大震災と阪神淡路大震災で最も死者数が多かったのはそれぞれどのような原因か? 】
3. 液状化
地震の振動によって水を含んだ砂質の地盤が液体状になる現象。
地面が突然液体状になるため、地面から水が吹き出し、地面の上にある重いものは傾いたり沈んだりする。
→ 家を買うときは歴史的なことも調べなくてはならない!
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