共通試験22−3

問1

砺波平野は「散村」で有名。これは覚えておくこと。

① 写真を見てわかる通り正しい。農村の変遷を知識として覚えていても良い。

② 「ほとんど」が微妙な言い方であるが、あぜ道が残っていることは明らか。これが違う。

③ 写真右端に住宅地ができている。

④ 住宅1軒の敷地は明らかに左の写真の方が広い。

正解は②、「ほとんど」「全て」などの修飾語には注意しましょう。

類題は2016年 第3問 問4、2019年 第3問 問5

このように、砺波平野ついては繰り返し出題が見られる。

② 防風のため等の理由で家の周りに作った森林を屋敷森(屋敷林)という。

④ 一般的に散村は経営規模は大きくなる。

散村は開拓地などに作られることが多い。アメリカのタウンシップ制などが有名。

カ 中央分離帯のある幅の広い道路、大規模な工場 → 現代

キ 直交する格子状の道路 → 奈良時代(条里制集落)

ク 堀、丁字路、自社の立地が集中 → 江戸時代

正解は④

問2

交番 → 人口が多いところに必要、この三つ中で数は一番多い

ゴミ処理施設 → 人口が少ないところに作るしかない、数は少ない

市民ホール → 人口が多いところに作る、数は少ない

正解は②

類題は2014年 第3問 問4

サ → 主な道路沿いに多い、中心市街地には少ない

シ → 中心市街地に多い

ス → 満遍なくある、主な道路沿いでないところに多い

正解は①

問3

2000年の貧困率 ①②は低い、③④は高い

大卒居住者 ②③は減少、①④は増加

家賃 ②③は減少、①④が増加

以上のことから、ジェントリフィケーションが起こったのは④だと言える

正解は④

類題は2007年 第3問 問6、2020年 第3問 問6

サ 周辺部で高いことから老年人口率。中心部で高いのは、中心部はそもそも人口が少ないこと、昔から住んでいる人がいたり、高所得者が居住しているから。

シ 中心部で高く、周辺部に行くに従って低くなるので地価

ス 中心部で低くなっているので人口密度

問4

イギリスと結びつきが深いのはA。よって、Aが北アメリカ。すると、Bはアフリカ。

キはアフリカとの結びつきが深いのでパリ。

クは南米との結びつきが深いのでマドリード。

よって、ケがフランクフルト

類題は2005年 第3問 問4(A)、2020年 第4問 問2(A)

成立国からアは野球。

サッカーはブラジルが有名というイメージでウだとわかる。

ラグビーはニュージーランドやオーストラリアが有名。

ヨーロッパの有名サッカー選手は年俸が高いのであまり日本には来ていない。

日本との関係や距離を考える

日本と関係が強いのはアメリカと中国

そのうち、中国の方が距離が近いので訪問客が多い。

アメリカとイギリスでは当然アメリカの方が多くなる。また、イギリスとアメリカは関係が深いので訪問客が多くなる。

正解は④

問5

DとEを比べると、Dの方が働き盛りに人口が偏っている。ここから、Dが外国生まれだとわかる。

また、サとシを比べると、外国生まれの人口がサは女性、シは男性が多い。東南アジアにはお手伝いさんなど外国人家事労働者が多いのが特色。従って、サがシンガポール。

解答は①

類題は2008年 第5問 問2

人口ピラミッドの形とどのような社会かを考えれば正解に辿り着ける

F … 釣鐘型。多産多死から少産少死型へと社会が変革している国。年少者人口が多いので、高齢化はそれほど進展していない → ウ

残ったEとGはつぼ形。少産少子型であるが、Gの方が年少者の人口が少ない。ということはGの方が高齢化が激しく進展するということ。

E → ア、G → イ

問6

知識として韓国の出生率は1を切っているということを覚えておいて良い。これは先進国の中でも最低と言っていい水準である。 ② → 韓国

残ったもので、①は出生率が低水準であるから、先進国。 ① → カナダ

④は1980年の段階で出生率が4を超えている。その後順調に下がってきているところを見ると発展著しい国であると言える。近年、繊維工業を中心に労働集約的な工業が発展しているバングラデシュがこれにあたる。 ④ → バングラデシュ

残った③がマレーシア ③ → マレーシア

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