共通試験 22-1

問1

(類題は2014年 1-1)

正解は②

広がる境界、狭まる境界の位置は大まかには把握しましょう。海底地形はセンター試験では頻出でした。当然共通テストでも同じだと思われます。

狭まる境界の外側には火山フロントが形成されることも知っておくといいでしょう。

問2

Aはセーヌ川、Bはポー川

ポー川はアルプス山脈のあたりを通る → 標高が高く、土砂の運ばれる量も多い

(類題は2015年 3-1)

エスチュアリーの発展した河川とその河口都市を覚えるのが一番早い

・長江 (上海) ・テムズ川 (ロンドン) ・エルベ川 (ハンブルク) ・セーヌ川 (ルアーブル) ・ガロンヌ川(ボルドー) ・ラプラタ川 (ブエノスアイレス) ・セントローレンス川 (ケベック)

などが有名

正解は①

問3

E = インダス川 → 流域は乾燥地帯である。インダス川も外来河川

F = 黄河 → ゴビ砂漠の南部を通る。ステップ機構の地域が多い

G = 長江 → 四川盆地から中国南部にかけて温帯に属し、降水量も多い

H = メコン川 → 東南アジアを通る。熱帯雨林気候の地域が多い

問4

気温は内陸部では変動が激しくなり、沿岸部では変動が少ない

→ ①、③が東西の沿岸部で曲がっている

① 同緯度を比べると、内陸部で気温が高くなる = 夏

③ 同緯度を比べると、内陸部で気温が低くなる = 冬

オーストラリアは内陸部はBW気候が広がり、北部にはAw気候(サバナ気候)が広がる

→ 夏は熱帯収束帯の影響を受けて降水量が多くなる

② 北部の降水量が多いので、夏

④ 北部の降水量が少ないので、冬

解答は①(南半球なので、1月が夏である点に注意)

風向き

赤道と北東からの貿易風の位置を比べればよい

W 北東貿易風は赤道より北までしか吹かない(北半球に太陽がある = 7月)

X 北東貿易風が赤道より南まで吹き込む(南半球に太陽がある = 1月)

降水量

当然、熱帯収束帯(熱帯低圧帯)のところで雨がたくさん降る

Y 赤道の北側で降水量が多い = 7月

Z 赤道の南側でこうすりようが多い = 1月

問5

アフリカの地形を考える

北部 = アトラス山脈(新期造山帯がある) → 地震が発生する

東部 = アフリカ大地溝帯があり火山が多い、インド洋でサイクロンが発生

西部 = 砂漠が広がり、地震や火山活動は少ない

類題は2015年 5-2

北部 = ヨーロッパにも近く、比較的経済が発展している → 死亡率、出生率は低い

中部 = モノカルチャー経済のままの地域が多い → 死亡率、出生率は高い

南部 = 南アフリカ(BRICSの一つ)など経済が発展してきているが、HIVが蔓延

→ 死亡率、出生率ともに低いが、1990年代以降死亡率が高くなった

問6

雪崩をヒントにすれば解ける

ム 北海道南部〜中部地方で雪崩が起きている → 雪解けの時期(3〜5月)

マ 全国で雪崩は見られない 

→ 雪のない時期(6〜8月)、梅雨の終わりの豪雨や台風による土砂災害が起きている

ミ 北海道で雪崩が起きている → 雪の降り始め(9〜11月)

類題は地理A 2016 2-2

① 西日本で多い → 降水量

② 西日本から関東にかけて多い、関東の内陸部でも多い → 真夏日

③ 北陸〜北海道で多い → 積雪

④ 海沿いで多い → 強風

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