共通試験 試行調査 29年度 ①

問1

熱帯地方なので、貿易風(東からの風)が吹いているはず。
また「収束帯」なので、赤道に向かって集まってくる風であることもわかる。

そこから、「北東」と「南東」が選べる。

正解:●●●

問2

これは選択肢から解くのがいいと思います。

まず、図1より季節によって降水量が変化することがわかる。
文章中にAfとケッペンの気候区分の記号が出てくるが、
センター試験・共通試験でケッペンの気候区分の知識が直接聞かれたことはない。
あくまで図1の範疇で考えれば良い。

つまり、季節による降水量の変化によって起こることかどうかを考えれば良い。

① 雨が少なくなる季節(Awなので冬)に干ばつが起こるというのは理屈があっている。
③ Aw気候のところでは雨季と乾季がある。
④ これ、微妙ですよね。まあ、熱帯収束帯があるから上昇気流が発生し、
熱帯低気圧ができると考えれば正しい。

② 太平洋東側の赤道付近とはペルー沖のこと。数年に一度海水温が異常に上がる「エルニーニョ現象」が起こることがある。
これは「数年に一度」なので当然季節とは関係ない。
もちろん、熱帯収束帯とも関係ない。
よって、これが正解。

正解:●●●

問3

ナイル川を選ぶので、ナイル川の特色を考える。

何と言っても「外来河川」であること。
ナイル川で有名なのは砂漠の真ん中(乾燥帯)を流れているところだが、
上流はどうなっているのかというと、当然熱帯。
熱帯は赤道付近がAf、その後Awとなっているはず。
そして、乾燥帯はBSがあり、BWとなっていく。

まとめると、Af→Aw→BS→BWと流れていると考えるのが普通。
ナイル川は北半球を流れているので、この流域で雨が多くなる季節を考えると、
Af(年中多雨)→Aw(冬季小雨 = 夏に多雨)→BS(小雨)→BW(極めて小雨)
となる。

つまり、ナイル川の流量が最大になるのは夏しかありえない。
これを考えると、③の7月がよいのではないだろうか?

①と迷った人もいるかもしれないが、これはメコン川。
アジア・モンスーン地帯であり、熱帯性低気圧の時期に雨が多くなると考えるとよい。

ちなみに、②がライン川、④がオレンジ川。

また、ナイル川は乾燥地帯を流れているのだから、
流出高が小さくなるはず、と考えた人は正しい。
ただ、それだと③か④が絞りきれない。
やはり流量が最大になる月を判断材料にしなければ解けない。

正解:●●●

問4

まず、写真から。
アは砂漠の写真。テストなのでわかりやすい写真を使ってきている。
イは森林。針葉樹でなさそうなので、熱帯雨林と考えるのがよい。
熱帯雨林は樹木が非常に密に生えている。
ウは樹木が疎に生えている。
これはサバナであると判断する。

あとは地図上のどこがどれに当てはまるか。

まず、Zが熱帯雨林であることはいいと思う。

間違えやすいのは残りの2つ。
まず、Xは砂漠ではない。赤道に近く、サヘルである。
したがって、ここがサバナ。
Yはよく出てくる場所でもある。ここが砂漠。

正解:●●●

問5

cは火砕流の説明として正しい。
dは火山灰は大気中に長期間とどまることによって日光を遮り、気温下降を引き起こす。
したがって、冷害などが発生する。
eは正しい。火山の恵みとして、景観・温泉・地熱発電は基本である。

正解:●●●

問6

まず、図2より考えるものを確認する。
「河川の氾濫」「斜面の崩壊」「津波」である。

地図を見ると、カは海沿いと川沿いで被害が出ている。
これが津波。
大きな津波は川を逆流していき、被害をもたらす。

キは川沿いで被害が出ている。
これが河川の氾濫。

クは内陸部で被害が出ている。
これが斜面の崩壊。

正解:●●●

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