問1

大地形の問題。
どちらかというと知識よりの問題です。
① 図は1900年以降なのに問題文は1900年よりも前。知っているかどうかを問われていますが、巨大津波を伴う地震が1900年よりも前に繰り返し発生していたというのは「正しい」とわかるはず。正文。
② これは図を見れば(見なくても)わかると思う。どう考えても、日本・アメリカ・フランス・イギリスで地震の発生頻度が同じということはあり得ない。ニオにんきんはそれほどの地震大国ですよね。
③ これも知識が必要。地震の原因の一つ「プレート型」の地震は「狭まる境界」の海溝で発生する。ちなみに広がる境界は「海嶺」になるから地震が発生する原因ではない。
④ 地震の原因はプレート型と断層型がある。プレート型は海溝における歪みによって起こる。巨大なパワーを持つ地震が起こり、広い範囲に被害をもたらす。東日本大震災が有名。
これに対して、断層型の地震は内陸において断層の活動で起こる。パワーはプレート型ほどではないが、人間が住んでいるところに近い場所で発生するため、地震発生地域に大きな被害をもたらす。阪神淡路大震災や2024年の能登半島地震が有名。
問2

共通試験・センター試験でありがちな問題。
オーソドックスな問題なので確実に得点したい。
① 正しい。河川の流れを直線にすることは洪水発生リスクを抑えることにつながる。ただし、都市型洪水などは発生しやすくなっている。
② 地点Aは盛土、地点Bは丘陵地である。標高はイマイチわからないが、当然人口の地盤の方が液状化は起こりやすくなる。正文。
③ 地点Cは旧河道なので、そこに盛土などがなければ当然標高は低い。また、もともとが河川なので水が溜まりやすい(=水もちが良い)。したがって、浸水した状態が継続する可能性も高い。正文。
④ 地点Dは自然堤防上、地点Eは後背湿地にある。すると、当然地点Eの方が標高が低い。地形図でも地点Eは水田になっている。したがって、地点Eの方が浸水深が大きくなり、浸水した状態が継続する時間も長い。誤文。
旧河道、自然堤防、後背湿地などは頻出。右側のような図も地理Aも含めると過去にたくさんの出題例がある。必ず得点したい問題。
問3

資料は地震が起きて、津波が来たというようなイメージだと思います。水がしきりに吹き出しともあるので液状化も起こっていそう。立派な建物や民家があるので、当然人はそれなりに住んでいるのでしょう。
すると、低地で海に近いところ、かつ、家もたくさんあるところだと考えられます。
それを踏まえて地図を見ると、③しかなさそう。
①・④は山の中に自然災害伝承碑がある。ここに津波は来ないでしょう。液状化も起こりそうにない。④は右下に海が見えるが、そこから1.5kmほど離れて自然災害伝承碑がある。ここまで山を越えて津波は来ないだろうし、人家も見えない。(長い歴史の中で集落がなくなったとも思えない)
残った②・③のうち、②も海のそばではなさそう。真ん中やや右に見えるのはため池ではないか。
ということで、海の近く・低地・人が住んでいるところの条件に合うのは③
●●●問4

実はこれ、間違えました。というよりわからなかった。
偉そうに解説してすみません。
一応、これでも先生なので解説をすると。
まず天気図。これはできてほしい。
アは日本列島に沿って前線がある。梅雨前線でしょう。
イの右上にあるのは台風じゃないですよ。
この天気図大陸側に高気圧が並んでいる。つまり「西高東低」の気圧配置。
ということは冬の天気図ということです。
さて、ここまではできたんです。
写真がわからなかったんです。
まず、J。これ、洪水対策としか思えない。
高いところに家があるって、たとえば輪中地帯の水屋とかでしょう。
ということは、これがアと結びつく。
次にK。これは火山の噴石を避けるためのシェルター。
阿蘇山の頂上付近などで見られます。
実際に噴石に当たって亡くなったというような方も過去にはいるそうです。
さて、L。なにこれ?と思いました。
土砂崩れを防ぐために道をガードしているの?と思いましたが、
すると、Lとアを結びつけなきゃいけない。
何だこれ?と真剣に悩みました。
でも、イと結びつけられるのはLしかないよね。
じゃあ、正解は②かな?と思って正解を見ると。②だそうです。
じゃあ何かというと、これ雪崩から道路を守るための施設。
そういえば、NEXCOのページで見たことがあるような気がしなくもない。
調べてみたら、「スノー・シェッド」「スノー・シェルター」というものらしい。
これを作っている会社のホームページを見て納得しました。
いや、世の中知らないことだらけですね。
皆さんの授業をしっかりとやるために勉強します。
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