共通試験 試作問題 24−3

問1

ハイサーグラフは「縦軸に月平均気温」「横軸に月平均降水量」が表されるということは文中で述べられている。
では、このグラフが縦軸に平行になるというのはどういうことかというと、気温は変化するが、降水量は全く変化しないということである。

一年中降水量が変化しないのだから、たとえば③はだめ。季節による降水量の変化が少ないのが日本の特色。

そうすると、正解は①。季節による降水量の変化が少ないのが西ヨーロッパの気候の特色。もちろん地中海沿岸の都市ではないというのもポイント。地中海性気候は夏に降水量が極端に少なくなる。

ところで、ハイサーグラフの縦軸は「月平均降水量」ではなく、「月降水量」ですよね。細かい点ですが。

問2

これって図3は必要ないのではないでしょうか?

まず、Bが海岸段丘だと言っています。段丘というのは隆起してできた地形。
ということは、もともとAがあって、そこが海によって侵食されて低くなったのがB。
それが隆起して段丘面になったと考える。

その後、Cだけど、これも選択肢を見ると全部「段丘」となっている。
ということはBが侵食されてさらに隆起した土地ということ。
この侵食はのところに「川」とあるから川による侵食、つまり河岸段丘なのだろう。

最終的に残ったDは谷底平野。

すると、単純に古い順にA→B→C→Dでいいと思う。
よって、3番目に古い時期を選べば正解。

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問3

実は、グラフをあまり読む必要なく正解自体は出る問題。
①は正文。放射収支の緯度方向での違いと対応しているのはグラフを見ればわかる。

②も正文。大気と海洋によって熱エネルギーが輸送されるというのは海流や大気の循環によるもの。台風がなかったら大変なことになる、というお話を以前したと思います。

③も正文。熱帯収束帯は降水量が多くなるポイントでしたね。

④が誤文。だって、北緯45度って日本の北端ですよ。貿易風は熱帯地方を含んだから、偏西風じゃなくてはいけませんね。

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問4

考え方が分かれば難しくない問題。

エノキは80〜180くらいの指数で育つ。
ケヤキは60〜110くらい。
両者が育つのは80〜110くらいの時。

あとは各地点の数値を読み取るだけ。
①は55と65のあいだ。よってだめ。

②は85と100の間。これは当てはまりそう。

③は120より大きい。よってだめ。

④は140より大きい。これもダメ。

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問5

これも考えればわかる問題だと思います。
落ち着いてしっかり考えましょう。(そのためにこのような問題を解いて慣れておきましょう。)

まず、P。気候システムが人間社会に与えているもの。
これは沖縄県のサトウキビ・パイナップルが当てはまる。
沖縄の温暖な気候の恵み、と考えれば良い。

次にQ。人間社会が気候システムに与える影響。
これは、キがわかりやすい。ヒートアイランドは人間によって作り上げられた気温上昇です。

最後にRこれがク。実はtと迷ったのだが、答えにならないのでしょうがない。
人間が自然を楽しみ、学ぶツーリズムのこと。
自然によって与えられたツーリズムということなのでしょう。

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