コーンウォールサミット開催

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コーンウォールサミット

2021年6月11日~13日にイギリスコーンウォール主要7か国首脳会議が開催されました。日本からは菅義偉首相が出席しました。中国の覇権を握ろうとする動きに対するけん制がなされ、香港や新疆ウイグル自治区での人権問題に関して「中国に人権を尊重するように求める」と明記され、さらに「台湾海峡の平和と安定の重要性」についても言及されました。東京オリンピック・パラリンピックについては「安心・安全な方法での開催を支持する」と表明されました。

もちろん、コロナウイルスの流行についても話し合われました。G7は他国に10億回分のワクチンを提供することで合意しました。WHOテドロス事務局長は、G7の取り組みを評価しながらも発展途上国までワクチンがいきわたるにはなお不十分であるとしました。

サミットとは

 サミットとは1975年にフランスランブイエにアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・日本の6か国の首脳が集まって始まりました。議題は石油危機後の世界経済についてです。その後、カナダが加わって現在のG7といわれる枠組みになりました。冷戦の終結後ロシアが加わりG8になった時期もありましたが、2014年にロシアがウクライナの領土であったクリミア半島を武力で占領したことをきっかけにロシアは参加を認められていません。現在ではG7EU議長が出席することが基本的な枠組みとなっています。

 サミットは参加国が交代で開催することになっています。今まで日本で行われたサミットは、1979年・1986年・1993年が東京、2000年が九州・沖縄、2008年が北海道の洞爺湖、2016年が三重県伊勢志摩の6回を数えます。サミット会場はみな素晴らしい建物・会場で開催されますが、各国首脳が集合するため警備も大変なものとなります。

 近年は環境問題を扱うNGOなどもサミット開催地で活動をすることがあります。なかにはデモをおこなう団体もあります。また、世界の首脳が集まるのでテロの標的になる可能性もあります。したがって、サミット会場は以前と違って警備のしやすい地方、特に人の少ない風光明媚な地で行われることが多くなっています。もちろん、観光地のホテルなどは周囲に建物なども少なく警備がしやすいという利点があります。島なども不審者が侵入しずらいという点で開催地に向いているといえるでしょう。

   … 2021年のサミット開催地

   … 2000年のサミット開催地

   … 2008年のサミット開催地

   … 2016年サミット開催地

   … 1974年の第1回サミット開催地、  後の世界経済について話し合った

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コーンウォールサミット開催

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ロシアがサミットから除外されたきっかけとなった出来事はなんですか

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G6からG7になったときに増えたのはどこの国ですか。

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第一回サミットに参加した国は何か国ですか。

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2021年サミットに参加した日本の首相とはだれですか。

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2021年サミットに参加したドイツ首相とはだれですか。

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2021年サミットに参加したアメリカ大統領とはだれですか。

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2021年サミットに参加したイギリス首相とはだれですか。

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2021年サミットに参加したフランス大統領とはだれですか。

9 / 10

G7からG8になったときに増えたのはどこの国ですか。

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第一回サミットのきっかけとなった出来事は何ですか。

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